災害の時、公衆電話が無料で使えるって知ってますか?

東日本大震災の時、携帯電話がつながらなかった、
という経験があります。

そんな時に役に立つのが、
近頃お目にかからなくなってきた公衆電話。

さらに、公衆電話とは別に「災害時用公衆電話(特設公衆電話)」
という、災害時に活躍する電話もあります。

家族が無事でいるか、それって最優先に確認したいこと!

そのために公衆電話と特設公衆電話の設置場所や、
使い方を知って、備えたいと思います!

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公衆電話は災害、停電時に強い

大きな災害や緊急時、停電時などに「優先電話」として、
公衆電話は、通常の電話よりつながりやすいんです。

そして、NTT東日本・西日本が必要と認める場合は、
通話料無料!

公衆電話には、「デジタル」と「アナログ」があります。

(デジタル公衆電話)

無料になった時の電話のかけ方は、
受話器を上げ、そのままダイヤルしてください。(小銭不要)

(アナログ公衆電話)

無料になった時の電話のかけ方は、
受話器を上げ、硬貨かカードを投入。

受話口から発信音(ツー)が聞こえるので、ダイヤル。
(通話終了後、硬貨またはカードはそのまま戻ります。)

電話料はかからなくても、
小銭の用意をしておいた方が安心ですね。


公衆電話を使わなくなったので、
どこにあるか分かりにくい。

そんな時は、こちらのサイトをみて確認してみて下さいね。


お住まいの近くの公衆電話ココにあります→公衆電話設置場所検索(NTT東日本)

特設公衆電話

(岩沼市役所HPよりお借りしました)

「災害時用公衆電話(特設公衆電話)」というものがあります。

避難所などで、早くに連絡がとれるよう、
また帰宅困難者の連絡手段に利用できるものです。

避難所(小、中学校、公民館など)やセブンイレブン、ホテルなどに設置されていて無料で使えます。

こちらのサイトでお住いの近くにあるか確認してみて下さいね


goo地図(特設公衆電話)

171(イナイ)災害用伝言ダイヤルって?

被災した時、電話やインターネットを使って、
安否確認の伝言を登録・確認ができるというサービス。

これは、NTT東日本、西日本が、
震度6以上の地震が発生した際に稼働するシステムで、
発生後30分後を目標に設置されています。

これを、災害用伝言ダイヤルといいます。

固定電話の他にも、
各携帯電話会社も伝言用のサービスを開設しています。

受話器をとって、171をコール


使い方は、まず「171」番をダイヤルします。


災害用伝言ダイヤルセンターにつながりますので、
音声ガイダンスに従って、伝言の録音・再生。

伝言ダイヤルの登録方法はコチラ→災害用伝言ダイヤル(171)
(登録時間30秒)

伝言ダイヤルの再生→災害用伝言ダイヤル(171)

システムを使える日は決まっている

災害用伝言システムは、災害時の時に稼働するものですが、
その他に使える日が決まっています。

いざという時にあわてず使えるように、
練習しておきたいものです。

  • 毎月1日・15日
  • 防災週間(8月30日から9月5日)
  • 防災とボランティア週間〈1月15日から1月21日)
  • 正月三が日〈1月1日から1月3日)

家族がそろっているときなどに試してみましょう!

インターネット、Web171もあります


まずは、「web171」へアクセスします→災害用伝言板(web171)

「登録」「確認」を選び、電話番号を入力


利用者情報、送信先情報の登録



伝言の登録、確認

Web171も、固定電話、携帯各社に、
事前に登録できるので、時間があるとき見ておくだけでもいいですね。

あらかじめ家族で決めておきたいこと

いつ来るかわからない災害だけに、
そのうち~という気持ちで、準備をさぼってしまっている・・・。

でも、何かあった時、一番知りたいのは、
家族の安否。

だから、公衆電話の使い方や、
伝言サービスの連絡先を家族で確認しあおうと思います!

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