寝るときに足が冷たいと、なかなか眠れないんです

だから私の冬の安眠グッズは、湯たんぽ。
でも、コワイのが低温やけどですよね。

まさか自分の家族がなるとは思わなかったのに、
子供のすねに、低温やけどを作ってしまったんですよ・・・

もう2度と同じことは繰り返すまい、
といくつか対策をとって、それでも湯たんぽ使ってました。

でも今回調べて、その対策じゃあ、またやけどするよー
ということが分かったんです。

(画像無印さんからおかりしました。残念ながら、現在こちら販売されてないんです)

子供のすねにやけど!通院2か月しました

朝、子供が起きてきて
「これ何ー!!」と叫んでいました。

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見ると、足のすねに直径3cm位の水ぶくれ。
結構大きいんだけど、痛みはない、と言う。

原因はわからないけど怖いから、整形外科へ。

先生に診てもらうと、

「お母さんこれは、やけどですよ」

とのこと。

そういわれて思い浮かんだのが、湯たんぽ。
毎晩、寝るとき使っていて、それが足に当たっていたらしい。

整形外科での処置は、まず、水ぶくれを潰して
傷パワーパッド
のようなものを貼りました。

そして、2週に1度のペースの通院、これを2か月ほど続けました。

やけどの症状があまり変わらず、
通院も思いのほか長くて、低温やけどって厄介、って実感しました。

湯たんぽの正しい使い方

湯たんぽを使うのはやめよう、と思ったのですが、
何がいけなかったのか知りたくて、
湯たんぽの使い方、を調べてみました。

身体ではなく、布団を温めるもの

湯たんぽは、足先や体にあてて、温めるものだと思ってました。
でも、そうではないようです。

●就寝時は必ず布団の外に出してください。
●就寝の少し前に湯たんぽを布団の中に入れ、あたためておくことをお勧めします。
●湯たんぽに直接身体をあてたり、足をのせたり、抱きかかえたりすると、
  低温ヤケドの原因となりますので絶対にお避けください。

お湯の温度

湯たんぽの中に入れるお湯の温度も、とても低いものでした。
安全な温度って、体温より低い、ってことは34℃くらいってこと?

42℃、5 時間の加温で低温熱傷の可能性が高いとしている報
告(飯田・山本 2004)もある.
体温より温度の高い湯を使う以上,誰でも低温熱傷を起こす
リスクが生じることを十分考慮する必要がある.

何かでくるむ

湯たんぽは、袋に入れたり、タオルで巻いたり、
何かでくるんで、皮膚に直接あたらないように気をつけましょう。

低温やけどしたのは、肌に直接当たっていたことと、温度

子供が湯たんぽで低温やけどした原因。

それは、湯たんぽを入れていた袋の口が締まっていなかったこと。
そのため湯たんぽが飛び出て、直接肌に当ってしまっていた。

もう1つ、沸騰したお湯を湯たんぽに入れていた。
今は、温度計を買って、お湯の温度を70℃にしてるんですけどね。


(アマゾンで購入:お手頃価格の670円)

でも、体温より高い温度で、長時間接していたら
低温やけど
になる可能性がある、という研究報告。

それじゃあ、70℃以下にしても、またやけどしますよね。
これも改善しなくては。

やけどから2年、ようやく皮膚の色が戻ってきた。

低温やけどをしてから2年ほど経ち、
青黒かったやけどの跡も、いまは元の肌色に戻ってきました。

やけどが、なかなか良くならなかった時、先生に
「いま、大事にしておけば、跡がのこらないようになるよ」
と励まされて、治療に通ったけど、その言葉通り。

低温やけどって、細胞が死んじゃうんです。
死んだ細胞がもとに戻るのは時間がかかる。

でも、ちゃんと治療すれば、跡に残らないようになる。

そして、湯たんぽの使い方。

お湯の温度管理や、使い方をもう一度確認して、
2度と低温やけどしないように
注意なくては。

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