スーパーやコンビニでも見かけるモンブラン。
いつでも、どこでもお手軽に食べれるし、美味しい。

でも、このモンブランって、どこ生まれのスイーツなんだろう?

洋菓子と言ったら、フランスが発祥だろうと思ってしまう私。
でも、モンブランの発祥の国は、フランスだけではなく、イタリアでもあると言われているようです。

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モンブランとは?

モンブランとはどういうものなのか、分かっている人も多いと思いますが、改めて紹介いたします。

モンブランはMont Blancと書き、白い山を意味しているケーキです。
なので、あの有名な山のモンブランをイメージして作られたものです。

栗を長時間シロップにつけたもの(マロングラッセ)をペースト状につぶしたものが主流。
栗のイメージが強いですが、必ずしも、栗である必要はなくて、紫芋やイチゴなど、ペースト状にされてれば何でも良いそうですよ。

日本では、モンブランの形も様々ですが、国によっては統一された形みたいですね。
呼び方も私達とは違うようです。

フランスでは、丸いドームの形。
モンブランのことをモン・ブラン・オ・マロンと呼ぶそうです。

また、イタリアでは、高く険しい形。
モンブランのことをモンテ・ビアンコと呼ぶそうです。

モンブランの発祥の国は?

山のモンブランをイメージしたケーキとなれば、モンブランがある国が発祥地ではないかと思ったのですが・・・
山のモンブランって、フランスとイタリアに挟まれているんです。

日本でいうところの富士山は、山梨県か静岡県か問題と一緒ですね(笑

でもって、ケーキのモンブランができたのも、フランスが先か、イタリアが先か、確かなことは分からないんだそうです(;A´エ` )

フランスの文献によると・・・
パリのリヴォリ通りにある1907年に創業した老舗カフェ「アンジェリーナ」が、クリームをメレンゲ上に搾り出した形のケーキ「モンブラン」を看板メニューにしていたことが始まりとされています。

一方、フランスのサヴォワの近く、イタリアのピエモンテの家庭菓子(栗のペーストと泡立てた生クリームを添えたもの)が始まりとされている説もあります。

さらには、イタリアの家庭菓子から形を変えたものが、アンジェリーナで出していたモンブランだという説もあります。

この中だと、フランスの文献が説得力がありそうな感じはしますが、この文献もいつ書かれたものだかは定かじゃないとか何とか・・・。

いずれにしても、モンブランの発祥国は、フランスかイタリアのどちらかということだけは分かりました!(調べる前と何も変わってない(笑)

日本初のモンブランは、自由が丘のモンブラン!

モンブランが日本にやってきたのは、自由が丘にある「モンブラン」の初代、迫田千万億(さこたちまお)さんのおかげなんだそうです。

1933年にフランスを旅行し、その時に、山のモンブランを見て、モンブランというケーキがあることを知り、日本でつくったのが始まりなんだそうです。
お店に「モンブラン」とつけて、モンブランを作る許可もとったことから、よほどモンブランに心惹かれるものがあったと思われますね。

私は、モンブランって黄色だと思っていましたが、本来は茶色なんだそうです。

黄色イメージがついたのも、迫田さんが日本人向けに栗をグラッセではなく甘露煮にアレンジして、黄色のペーストにしていたからなんだそうですよ。

また、土台はメレンゲが本場なんだとかΣ(´∀`;)
カステラにして、持ち帰って食べれるケーキにしたのも、迫田さんのおかげなんです。

今、色々なモンブランを食べれるようになったのは、モンブランを広めてくれた迫田さんの力あってこそなんだろうなと思います。

思い描くモンブランで発祥の国を決めましょう

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モンブランの発祥の国は、フランスかイタリアですが、どちらなのか定かではありません。
また、日本のモンブランは、フランスやイタリアのモンブランとは違ったケーキであるとも考えられます。

この国だって断定できない以上、自分の心の中で、発祥の国を決めたって良いんじゃないでしょうか?

色々な説を見た上で、私が思い描くモンブランは黄色なので、発祥の国は日本だ!と思うことにしました。

皆さんの思い描くモンブランに当てはまるモンブランは何ですか?
モンブランの発祥国を見つけられると良いですね。