とても小ぶりで可愛らし鈴蘭
鈴蘭は世界的に人気なお花なんです。
今回は、そんな鈴蘭についてと鈴蘭の花言葉についてご紹介していきたいと思います。

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小ぶりで可愛い鈴蘭

鈴蘭の基礎知識

キジカクシ科スズラン属の鈴蘭は花の姿が鈴のように見えることからそのような名前が付けらたと言われています。
原産地はヨーロッパ、アジアと世界中で育てられています。
ヨーロッパ全体では5月の花として愛されており、特にフランスでは、5月1日に鈴蘭をプレゼントすると幸せが訪れると言われているそうです。

色は白、ピンク、赤の3色です。
4月~6月を開花時期とし、3~5日程度持ちます。

5月1日、5月2日、5月28日の誕生花となっています。

鈴蘭は毒を持っている

小ぶりで鈴のような花が可愛らしい鈴蘭ですが、実は毒があるんです。
鈴蘭は、強心配糖体のコンバラトキシン、コンバロシド、コンバラマリン、などを含む有毒植物とされています。

ちなみに、強心配糖体とは糖、ラクトン、ステロイドの3つから構成され、多くの植物から検出される物質のことです。
この毒による症状は、頭痛、嘔吐、眩暈、血圧低下、心不全、心臓麻痺などがあり、重症の場合は死に至ることもあります。

ですから、鈴蘭が活けられていた水にもその毒が溶け出しているので、何があっても飲まないでください。

鈴蘭の花言葉

伝説から鈴蘭の花言葉がつけられた

鈴蘭の花言葉の由来は、ある伝説からくるものです。
いつも森を守り愛していた「セント・レナード」という森の守護神がいました。
レナードは修行中に大蛇に襲われて怪我をしてしまいます。
その時に流れた血から、鈴蘭が咲き、その花がレナードの傷と心を癒したことから、花言葉が付けられたと言われています。

国によって変わる花言葉

実は、鈴蘭の花言葉はたくさんあり、日本の花言葉と外国の花言葉に違いがあるんです。
国ごとに花言葉をご紹介していきたいと思います。

日本の花言葉

日本での鈴蘭の花言葉は、再び幸せが訪れる・無意識の美しさ・ピュア・純粋・リラックス・平穏・謙遜です。
この他にもたくさんありますが、これらが主な花言葉とされています。
可愛らしく控えめなイメージ通りの花言葉ですね。

英語圏での花言葉

英語圏での鈴蘭の花言葉は、再び幸せが訪れる・優しさ、愛らしさ・謙遜・純粋です。
日本の花言葉とほどんど意味は変わりませんが、贈る相手が少し違います。
日本では、改まった場や記念日で贈りますが、英語圏では家族など親しい人へ贈る事が多いです。

フランスでの花言葉

フランスでの鈴蘭の花言葉は、遥か前からあなたのことが好きでした・再びやって来る幸せ・さりげないお洒落・仲直りしましょう・あなたの美貌以上にあなたを彩るものはありませんです。
フランスでは日本よりも鈴蘭が持つ意味が強く、大切にされています。
フランス人には愛する人などに花束を贈る習慣が強いため、花言葉も愛する相手を意識するものが多くなっています。

とても綺麗な鈴蘭を大切な人に・・・

鈴蘭は高貴で可愛らしい花で、素敵な花言葉をたくさん持っています。
是非、大切な方などに鈴蘭の花束を贈られてみてはいかがですか。

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