旅行に欠かせないスーツケース。
手頃な価格のものを数年おきに買い替える案、良いものを長く使っていく案、どちらにしようか購入を迷いますよね(; ・`д・´)

う~ん、私は後者かな。
もう15年近く愛用しているグローブトロッターの魅力を聞いてください。

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グローブトロッターは英国女王のスーツケース

グローブトロッターは、glove(地球)trotter(巡る人)という意味。
1897年の創業当時の流行語だそうです。

イギリスのエリザベス女王は新婚旅行のスーツケースをグローブトロッターであつらえました。
ダイアナ妃キャサリン妃もご愛用です。

スーツケースなのに紙製という不思議

(グローブトロッター公式HPより引用)

グローブトロッターの最大の特徴は、紙製であること。
ヴァルカン・ファイバーと呼ばれる特殊な紙を何層にも重ねて、樹脂でコーティングしてあるんです。

なんてったって紙製だから軽い軽い。
そして不思議なことに、象が踏んでも壊れない(笑)

19世紀当時そのままのオーガニックな素材と製法は現代に受け継がれ、熟練の職人による少量生産を保っています。

グローブトロッターこそシンプルの極み

ただの箱・・・。
否定できないです。。。

ハイテクなロックも小分けに適した仕切りもないグローブトロッター。
鍵なんてこんな小さくて、もうすぐにでも失くしそう。
でも、この潔いシンプルさが美しいんです。

18インチと30インチをセットで

機内持ち込み可の18インチ預ける30インチはニコイチでお願いします。

グローブトロッターのセットを持ったレディには、エアラインの職員もホテルマンも優しい♡というう・わ・さ?!

18インチは帰省や国内旅行で活躍

どうみても18インチの傷み具合が激しいことでもお分かりのように、こちらをよく使います。
どんな服装にもシーンにも合うし、2~3泊なら充分なサイズだし、大変便利です。

18インチは機内持ち込み可能だから、海外旅行の際は、こちらに当座の荷物を詰めます。

30インチは、空港でビニールグルグル巻きに

5泊以上なら30インチも登場。
ファーストクラスのチェックインならともかく、その他のクラスの場合は空港のビニール巻き機でグールグール巻きにしておくのが安心。
だって紙だから。。。

昔はグローブトロッター専用のスーツケースカバーが販売されていましたが今はもう無いんですって( ;∀;)

グローブトロッターにはオリジナル以外にもセンテナリ―、サファリ、クルーズラインが

グローブトロッターには、オリジナルの他、センテナリ―、サファリ、クルーズなど様々なコレクションがあります。

ざっくり分けると、ボディに何もついていないオリジナルと皮ベルトのついたそれ以外。
このデザインが悩みどころですよね。

(センテナリー)

(サファリ)

(クルーズ)

(画像はいずれもグローブトロッター公式HPより引用)

正直なところ、色以外の違いが私にはよくわからない。。。

私がオリジナルのネイビーを選んだわけ

シンプルさがグローブトロッターの醍醐味と思う私は、皮ベルトもついていないオリジナルを選択。

オリジナルは創業当時からなんにも変わっていないそう!
クラッシックなたたずまいが素敵です。

色はブラックかネイビーの2択だったので(今は茶や赤もあります!)、女性らしいネイビーにしました。

スーツケースベルトもネイビーでシックに

いくら皮ベルトなしのオリジナルのシンプルさが好きでも、旅の途中でスーツケースがカパッと開いちゃったら困ります。
ほら鍵も頼りないし。。。

オリジナルを購入するなら、グローブトロッターのスーツケースベルトも一緒に買っておきましょうね。

グローブトロッターは不便を承知で使うもの

安くて丈夫なスーツケースが他にいくらでもあるのに、あえてグローブトロッターを選ぶこだわりって?

ここが困るよグローブトロッター

グローブトロッターの鍵は極小の南京錠。
すぐに失くすこと請け合いです。

内部に仕切りもないから、パッキング力勝負。

ひどく濡れればシミになるし、キャスターが壊れることも当然あるのに、正規品以外並行輸入品は修理もしてくれない偏屈さ。

そして1ヶ所メンテナンスに出せば、軽く4~5万飛んでいきます。

それでも私はこれが好き♡

偏屈なブリティッシュマインド全開のグローブトロッターのどこに魅かれるのか?
う~ん、なんだろう、私にはその色や形、ブランドの精神が清々しくも美しいと思えるんですよね。

時折空港やホテルで、古いけれど素敵な年代もののグローブトロッターを持った紳士やマダムに出会うと、嬉しくなってしまいます。

私のグローブトロッターと私も、あんな風に年を重ねていきたいなと思うんです。

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