ラジオでよく聞いていた「Bean to bar」という言葉。

カカオ豆から板チョコまでという意味で、
チョコの最新トレンドらしい。

そこで、Bean to barを売っているお店を探してたら、
明治の「THE」というチョコにヒット。

明治の「THE」ってパッケージからして、
前からスゴイ気になっていたチョコだー!!

これもBean to barだったの?

「THE」が驚きの美味しさだったら、
板チョコ1枚1000円以上する専門店にも行ってみたいかも。


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ビーントゥバーはアメリカから生まれた!

2000年代初頭にアメリカで生まれ、
特に、シリコンバレーはBean to Barが活発なエリア。

その背景には、 コーヒーやワインのように、
チョコレートも原材料からこだわるべき、
という考えが浸透していったからです。

作り始められた場所は個人の自宅やガレージなどの、
小さな工房。

主な素材はカカオ豆と少量の砂糖のみと至ってシンプル。

趣味のような、手作り感あふれる素朴なチョコのようですね。

チョコ界の3番目の流行

チョコレート界の“サードウェーブ”ともいわれるビーントゥバー、
クラフトチョコとも言われます。

サードウェーブ(第3の波)というからには、
第1、第2の波が気になりますよね。

コーヒーの世界でいうと1960年代、コーヒーが家庭に広く普及したのが、第1の波、
スターバックスなどに代表される、深煎りコーヒーが人気を呼んだ1990年代までを第2の波と呼びます。

そして、今来ているのが第3の波、サードウェーブなのです。

そんなコーヒー界の波が、同じくカカオ豆を原料とするチョコレート界にも及んで、
「手軽さよりも品質」を重視する流れに。

これを、チョコ界のサードウェーブと呼ぶのです。

チョコレート製造の手法のひとつ

Bean to barというのは、
「原料となるカカオ豆の選定からはじまり(ビーン)、
板チョコレート(バー)になるまでの工程を、同じ工房で一貫して行う
」ことをいいます。

こだわりのチョコレートとも言えるのは、
主に単一産地(シングルオリジン)のカカオ豆で作られるので、
豆本来の味がわかります。

たとえば、「ベトナム産カカオはフルーティ」「ハイチ産カカオはナッツの香り」など、
カカオ豆は産地別・品種別に風味が違うんですよ。

その素材を生かすために、添加物や香料なども加えていません。

さらに発酵、焙煎といったプロセスによっても変化を楽しめます。

やり方次第で、無数の味を味わえる、
でもこだわり方がすごい!というのがBean to bar。

カカオ豆をどう仕入れるのか?

カカオ豆を選ぶ、って実際に現地に行って、となると
かなりハードル高いですよね。

日本にいながら、ビーントゥバーを開業するのに強力な助けとなるのが、
カカオ豆を扱う会社、人の存在です。

その代表的な会社として、立花商店があります。

2013年から良質なカカオ豆をガーナ、ベトナムなど、世界15カ国以上から輸入し、
ビーントゥバーチョコレート専門店に販売しています。

また、カカオハンターとして個人で活動されている、
小方真弓さんがいらっしゃいます。

コロンビアを拠点にし、カカオ生産地で研究・開発を行い、
ビーントゥバーを広げられました。

ご自身でもビーントゥバーを手掛け、技術指導もされています。

カカオ生産地とチョコレートの作り手をつなぐ大きな役割、
それを担っている会社、人がいてこそ、なんですね。

明治のBean to barチョコ「THE」

ものすごく手がかかっていて、
お値段も1枚1000円以上~からと、
ちょっと遠い存在のBean to bar。

でも、1枚273円~と手に取りやすいビーントゥバー、
それが明治の「THE」チョコレートなんです。

「The」は全8種類のビーントゥバーチョコレート

明治のBean to barチョコは全8種類。

  • コンフォートビター
  • エレガントビター
  • ブリリアントミルク
  • サニーミルク
  • ビビッドミルク
  • ベルベッドミルク
  • 抹茶
  • フランボワーズ

カカオ豆の産地は、ブラジルトメアス産、ベネズエラ産、ドミニカ産。

今まで日本になかったチョコレート

「THE」は明治が「これが明治のチョコです!」と
誇りをもって掲げるもの。

それは、明治のカカオエキスパートと呼ばれる、
宇都宮洋之さんは、世界10ヶ国以上を回り、
おいしいカカオの樹を選んでそのカカオ豆を使っているから。

契約するカカオ農家が安定した農業ができ、
それでできた高品質なカカオ豆を日本に届けることで、
明治の「THE」 チョコレートは作られています。

見た目も他のものと違うBean to bar

ハイクオリティでありながら、
価格はあくまでも手に入りやすい(1枚237円)

板チョコってアルミホイルで包まれていますが、
その板チョコを3枚に区切って、個別包装。

1枚の中で4つのゾーンに分けられているのも新鮮。

都内にあるBean to bar専門店 紹介

本格的なBean to barを楽しみたい♬という人には、
専門店もおすすめです。

都内には、こんなお店がありますよ。

ビーントゥチョコを作るワークショップを開催されるお店もあるんですよ。

出所がわかる食べ物を、という意識

今ニューヨークでは「ビーントゥバー」の進化系として、
「ファームトゥバー」が注目されているんですって。

自社農園でカカオ豆を育てるところから、
チョコレートになるまでの工程を一貫して行う。

チョコ作りの自給自足。

大量生産から、手作りへと、
基本に戻るってことでしょうか、奥が深い。

まずは、明治の「THE」を味わってみよっと♬

(記事中の画像はMeijiのHPからおかりしました)

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