お散歩にちょうどよい季節。
人気の吉祥寺に~♪なんて人も多いのでは?
そんな時、行ってみたいパン屋さんのうちの1つが[ダンディゾン]
いまや吉祥寺パン屋さんの中で、
ブランドと化していると言っても過言ではない存在なのでは。
人気の秘密は、パンの味、使われる材料、スタイリッシュな店構え、などなど。
でも、それ以上に気になるのが、
オーナーご夫妻のこだわり。
他のパン屋さんとは何かが違う、その理由って?
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午前中に売切れてたのは1番人気のパン
12時ころ伺うとアンパンが売切れ、これ1番人気なんですって。
私は、定番の食パンと、2番人気という「クルスティルヨン」、
大好きなチョコデニッシュをチョイス。
あ、そうそう、ダンディゾンでは、
パンを自分で取らない!というルールがあります。
決まったら、「コレとコレ」といって、
スタッフの方に取ってもらい、そのままレジに並ぶのです。
こんなにスタイリッシュお店のパン屋さん、
あまり見たことないです。
初めて来たときは、「ほんとにパン屋さんのなの?」って思いました。
そして、清潔感半端ない店内。
スッキリしていてスタイリッシュなのに、冷たさはない。
不思議な感じです。
コンセプトありきのダンディゾン
吉祥寺を歩いていると、紫の紙袋をもった人を沢山多数見かけるんです。
また、この紫色がニュアンスがあって心に残る。
フランス語で『10年後』という意味の店名
10年後も愛されるパンを作っていきたい、
という願いからはじまったお店は、15年が経過しました。
オーナーご夫妻、引田保さんとかおりさんは、
縁あって吉祥寺にビルを建てたられました。
ダンディゾンは、まず場所が良いんです!
道路から一本入った行きどまり、隣は小さな公園。
ちょっと特別な空気感があります。
そのビルの2階はギャラリー「フェーブ」、
地下にパンのお店「ダンディゾン」。
早期退職されたご主人と、主婦をされていた奥様。
お二人にとってお店作りは初めてのことでした。
でもご主人の保さん通称「ターセンさん」は、
ダンディゾンに、沢山のお客様が入ってくるのが見えていた!と。
始まってもいないことが「成功」するって、
どんな秘策をお持ちだったのでしょうか?
オーナーご夫妻のこだわり、付加価値をつける
ターセンさんは、ダンディゾンを、
「どこにもないパン屋さん」にしようとしました。
具体的には、
- お客様もスタッフも、仕入先も地元も、パン好きも、幸せにしたい
- 美しい店で楽しく、体にいいおいしいパンを提供する
- これを10年以上続ける
- 2店舗目は出さない
- デパ地下にも出さない
- テレビには出ない
- 国産小麦、顔の見える生産者からの材料しか使わない
ほかに、トングを使わない、
開店前、スタッフ同士でお茶を飲む、といったものも。
たしかに店内の澄み切った空気感、
いつ行っても感じます。
そして10年は続けてみる、というのも大事なのでしょうね。
出来そうで、なかなかできそうにない。
2番人気のパン、食パンを食べてみる
さてさて、買ってきたパンを食べてみましたよ~。
二番人気のクルスティルヨンは、
カリカリとしたお砂糖の触感が面白く、
パンオショコラも美味!
食パンは普通。
オーナーご夫妻に憧れる
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奥様のかおりさんを「カーリン」ご主人を「ターセン」
と呼び合うご夫妻。
ご夫妻の生活ぶりを紹介した記事や、書籍を見るたび
「こんなふうに暮らしたいな」と憧れていました。
無駄なものがなく、すっきりしていて、感じが良い。
きっとそういうご夫妻が作られたパン屋さんだから、人を引きつけるんだと思う。
浄化された空気感と、おりがみ付きのパンの美味しさ、
これを求めてダンディゾンに行くのかも。