ベルばらって知ってますか?
懐かしい~っていう人や、
コスメやお菓子のパッケージで知ってる!っていう人もいるかもしれませんね。
通称「ベルばら」は、40年以上前に「週刊マーガレット」に掲載されていました。
宝塚の公演や、テレビでのアニメ放映(40話)など社会現象化したほど大人気コミック。
そういえば、テレビアニメでよく見ていたな~、と思い出していたら、
「ベルばら」の後半、オスカルの運命を変えた人物!?ということで
アランという名前が急浮上。
オスカルといえば、アンドレなら分かるけど、アランってだれ~??
ほぼ記憶にない~、ものすごく気になったので調べてみました。
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ベルばらのあらすじ
池田理代子原作のこの漫画は、18世紀フランス革命前後のベルサイユ宮殿を舞台に、
マリーアントワネットと、男として生きざるを得なかったオスカルなどを、史実をもとに描いています。
贅の限りを尽くし、やりたい放題のマリーアントワネット。
民衆の敵意は、マリーアントワネットへと向けられていきます。
そんな王妃の護衛を任されるのが、男装の麗人、オスカル。
国王&貴族VS民衆時代への突入。
ダイナミックな時代の転換期とともに生きた、登場人物たちの物語です。
オスカルの運命を変えた、アンドレ&アラン
ベルばらは、テレビアニメで約40話、登場人物が、た~くさんいます。
その中で、今回はオスカル、アンドレ、アランの3人に絞り込んでみました。
それは、オスカルが女性に戻るかどうか?
ベルばらを見ていたらつきまとう謎?がアランの登場で打開していくからなんです。</p
これはコミックでいうと、31話、32話。
ではでは3人の紹介をしていきますよ~。
6女で男勝り、だから軍人になったオスカル
オスカルのお父様は、フランス王家に忠誠を捧げる将軍、ジャルジェ伯爵です。
お父様は跡継ぎの男の子を切望していました。
でも、女の子は5人もいて、オスカルは6女として生まれちゃったんです。
もうしょうがない、オスカルを後継として男として育てよう!
お父様はそうお決めになりました。
それから、オスカルはお父様の跡継ぎ、軍人として生きる事となったのです。
オスカル一筋のアンドレ
アンドレは、オスカルの幼なじみ。
アンドレのお祖母ちゃんが、オスカルの乳母。
だから、オスカルのお屋敷で一緒に暮らしてました。
アンドレは、オスカルのことが大好き。
でも、身分違いの恋ってことを自覚しているから、ひたすら尽くすんです。
物語当初、実はアンドレ、オスカルの相手として候補にも挙がってもいなくて、
地味~な存在だったよう。
そういわれてみれば、アンドレって徐々に存在感増していったような気がします。
押し出しの強い部下、アラン
ベルばらのなかでも、最後の方に登場してきて、
オスカルとアンドレを引き立ててます。
日本でいうと、任侠の世界の人のようで、
男世界のルールが一番大事!
だから、はじめオスカルに猛烈に反発していたけれど、
思いっきりオスカルに片想いすることに。
アニメ版ではアンドレの飲み友達で、妹思いの優しい一面も。
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片思い野郎2人、オスカルが選ぶのは?
男装していたオスカル、実は片思いしていたんです。
やっぱり、心は偽れないんですね。
その相手は、スウェーデン貴族のフェルゼン。
フェルゼンはマリーアントワネットとも噂になるくらい、
当時の女性に絶大な支持を受けていた人気者。
フェルゼンへの思いを断ち切ろうとするオスカル。
そんなオスカルを見つめるアンドレ。
そこへ、オスカルへの想いを強引にぶつけるアラン。
アランはオスカルを襲おうとするんです。
それを助けに入ってきたアンドレ。
オスカルは、これをキッカケにアンドレの自分への想いに気づくのです。
オスカルが女として目覚める!&アラン撃沈
アランのぶしつけな行動で、いろんなことが表面化します。
その中でも大事なのが、オスカルの気持ちの変化。
いままで空気のようだと思っていたアンドレを男として、
自分を想ってくれるひととして気づいた。
男装の麗人として生きていたけれど、心は女性。
それに蓋をすることはできなかった。
そして、その蓋を開けたのは、いつもそばにいてくれたアンドレだった。
そのキッカケ作りとして、アランというヤツがいたんですね~。
そういわれてみれば、テレビで見ていたとき、いたかも。
うっすらとした記憶の中、あやつ、そんな大事な役割担っていたのね、と
懐かしく思い返したのです。
※記事内の画像はすべて、池田理代子オフィシャルサイトより引用させていただきました。公式HP→コチラ