日本の国の花、日本の心、いわずもがなの桜です。
春が近づくと桜前線やら開花予報に心躍る日本人です(笑)
桜といえば愛でて飲んで騒いで・・・というイメージもあるけれど実はそうじゃない。
桜は見てよし!食べてよし!飲んでよし!のスグレモノって知ってた?
銀座キムラヤのあんぱんに桜がのってるのはなぜ(´・ω・`)??
お祝いのお席にでるお茶に、なぜ桜が入ってるの??
知ってるようで知らない桜にリスペクトを込めてスポットを当てました。
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桜は食べられるお花です
桜は見るもの、と思っている人は多いでしょう。
でも、桜って食べられるんです。
あぁ、そういえば桜餅ってあるもんね。
確かに食べると言えば桜餅、でも葉っぱがついてるくらいで、あの葉っぱも食べる派、食べない派が分かれます。
一般的には塩漬けにして食べますね。
でも、実は桜の花って生でも食べられるんですよ。
本当は生の花も食べられますが、今は農薬の心配もあるので生で食べるのはおススメできませんけどね(*”▽”)
桜の塩漬けの秘密
桜の塩漬けには八重桜が使われ、七分咲きの花びらを軸ごと摘みとって塩漬けにします。
八重桜が使われる理由として形がしっかりして色が濃く、香りが良いから・・・
料理に使った時の彩がとても綺麗です。
葉の塩漬けには甘い香りが強く、柔らかくて食べやすい大島桜が多いですね。
桜を塩漬けにするのは、常温で1年ほど保存が効くからです。
桜の花は体にいい
桜の花や葉に含まれるクマリンという物質。
このクマリンはポリフェノールの一種です。
クマリンの効能
桜の成分クマリンにはこんな効能があります。
- 去痰
- 解熱
- 血行促進
- むくみ予防
- 抗酸化作用
- エイジングケア
- リラックス作用
さすがのポリフェノールΣ(・ω・ノ)ノ!
こんなに体にいいんですね~
クマリンを飲むとどうなるの?
たくさんの効能があるのはわかりました。
では実際のところどんな風になるの?
- 血流を良くし、むくみを改善
- 興奮を鎮める作用や神経の鎮痛作用
- 老化やガンを抑制
へェ~ガンも抑制してくれるんだね~
桜、クマリン、すごいですね。
クマリンの注意点
なんでもそうですが、いいことがあれば悪いこともあるのが世の常。
クマリンにも気をつけなければならないことがありますよ。
クマリンを長期に渡って過剰に摂取してしまうと、肝臓の機能を弱める肝毒性があります。
ただ、それは毎日数十個の桜を食べ続けたら・・・の話。
通常の食べ方では全く問題はありません。
実はシナモンにもクマリンが含まれています。
シナモンを日常的に摂る欧州では、1日に「0.1mg×kg(体重)」の摂取量を超えないようにという基準があるんだって!
縁起のよい桜茶🌸は喜びの場面で
桜の花の塩漬けをお湯に入れて、結納の際にもてなす桜茶
とても日本的な素敵な習慣💛
お湯の中で桜の花が咲くように「花開く」というおめでたいという意味です。
語呂合わせの縁起担ぎとして、桜茶が利用されることが多いようです。
最近は結婚だけでなく、出産や入学、卒業などのお祝いの場面でも使われていますよ。
元祖あんぱんの木村屋は由緒正しく桜をのせて🌸
あんぱんの元祖で知られる銀座の木村屋さん。
このあんぱんに桜が乗っかっているのも有名なお話し。
明治8年(1875)4月4日、あんぱんを明治天皇へ献上することになりました。
天皇両陛下が東京の向島にある水戸藩の下屋敷でお花見をする際、お茶菓子としてお出しするためです。
木村親子は日本を象徴する国花で、季節感を表現できる「桜」に目を向けて 奈良の吉野山から八重桜の花びらの塩漬けを取り寄せ、あんぱんに埋め込んでみました。
陛下は大変気に入り、ことのほか皇后陛下のお口に合い「引き続き納めるように」という両陛下のお言葉を戴いたそうです。
こうして誕生したのが桜あんぱんです。
こうして明治天皇に献上された4月4日は「あんぱんの日」として記念日になったそうな(・ω・)ノ
《画像は木村屋公式HPより引用》
やっぱ桜はスバラシイ(●´ω`●)🌸
いかがでしたか??
知っているようで知らない桜の話。
みてよし!食べてよし!飲んでよし!
日本の心、桜の素晴らしさが少しでも伝わればいいのですが💛
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