日本の女子問わず、今や世界でも一度はハマる少女漫画と言えばそう、ベルサイユのばら!
筆者も小さい頃に再放送でアニメを見、何度漫画を何回読み返したことでしょう。
マリーアントワネットやオスカルやアンドレなど、美しいお姫様や王子様に憧れて、薔薇の咲き誇る世界観に酔いまくっていましたね。
そこで今回は、かっこいいアンドレに焦点を当てて、どれだけオスカルを熱烈に思っていたのか?の名言を探っていきたいと思います。
さっそくベルばらの中で、アンドレの名言をさぐってみた。
アンドレの名言と言えるような愛のささやき。
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「10なん年もおまえだけを見、おまえだけを思ってきた。ほかの女になぞいちども目をむけたことはなかった。もちろんおまえをじぶんのものにできるなどとも、結婚できるなどとも考えてはいない。ああ、だけど……! 」
「これが…お前の目でなくて…よかった…片目くらいいくらでもお前のためにくれてやるさ、オスカル」
「千の誓がいるのか、万の誓が欲しいのか。俺の言葉はただひとつ。命をかけたただひとつの言葉をもう一度言えというのか。愛してる、愛してるとも。見果てぬ夢よ、永遠に凍りつき、セピア色の化石となれ」
(漫画『ベルサイユの薔薇』より転載)
・・・。
ちょっとセリフが臭すぎて、筆者はついていけませんでした。
雰囲気に酔っている時は気分が乗れるかもしれないけれど、なんかピンとこない。
結局アンドレは何を言いたいのか?って一言で示せるものが、漫画の中では見つからずにいました。
アンドレの名言は歌詞に集約されていた!
そこで目を付けたのがテレビアニメ・『ベルサイユの薔薇』のオープニング主題歌、、「薔薇は美しく散る」。
この主題歌は、1979年11月1日に発売されたシングルですね。
「草むらに 名も知れず 咲いている 花ならば・・・・」ではじまる、まさにベルばらの世界観を歌詞に表現しつくしたと言っても良いこの抒情的な歌詞に、筆者はなんとかアンドレの愛の名言を集約したものはないのか?と思った次第です。
作詞は「「夜明けのスキャット」「翼をください」「ガンダーラ」などの作品を手掛けた作詞家の山上路夫さん。
ちなみにこの作品は、歌手である鈴木宏子さんのデビューシングルなんだそうです。
いばらの様に絡みつく彼女のハイトーンヴォイスが、より美しさを引き立てていますね。
やはり「薔薇」はオスカルを象徴しているわけですよね。
草むらの花=世間一般の女性として生まれてきたならば、皆と同じように平凡に暮らすことも出来たけれど。
オスカルは、薔薇のように華やかに激しく生きろとさだめられた運命の持ち主。
世間一般の平凡な女性として生きることはかなわない人生だけれど、情熱を燃やして気高く死ぬまで薔薇のように生きていくのよ!
ベルばらの歌詞で見つけたアンドレの名言
そして一番最後です!アンドレのキメ台詞。
「ジュテーム!オスカル!」
これですよ!これ。
アンドレがオスカルに抱く感情は、一筋にこれなんです。
私は、この言葉がアンドレの名言の集約だと思うんですよね。
どんなに美しい言葉を吐いていても、これ一つに叶うものはないですねぇ。
だってベルばらは、マリーアントワネットが生きていた世の中がちょっと大変だった時代を舞台にしていて。
アンドレがどれだけ男装女子のオスカルを愛していたのかって話ですから・・・・。
この「薔薇は美しく散る」という曲は、作詞家の山上さんがオスカルやアンドレが一番言いたかったことはコレだ!ってきちんと弁明してくれているのです。
そうよ!ベルばらのアンドレの名言は、これにつきます。
ただ、最近のyoutubeには「ジュテーム!オスカル!」のセリフが入っている楽曲がない・・・・。
これは大問題ですよ~^^;
一番の見せ場が載っていないなんて考えられないでえっす~!
このセリフがあってこその、「薔薇は美しく散る」なんですから~。
ベルばら世代ではない皆さんも、ぜひ一度はこの美しい曲をぜひ聴いてみてくださいね。
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