安室ちゃんの引退。
衝撃とともに、なぜ~?の声も挙がっていますよね。

理由もいろいろとささやかれていて。
引退ビジネス?とか事務所問題?とか、ダークな面も否めない。

と思っていた矢先に放映されたNHKの「告白」という番組を
たまたま見て・・・

まさか、こんなに心動かされることになるとは、
そのことについて触れてみたいと思います。

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精霊かと思ったほど清らかに見えた安室ちゃん

NHKのニュースを見て、さあ、寝ようかなという時間。
ソファーでボーっとしていたところに「告白」という番組がはじまりました。

朝の光かと見まがう、さっわやかで明るい室内に、
安室ちゃんがフワーッと登場してきたんです。

あれ?こんなにきれいだったっけ。
ボッテッチェリの「プリマヴェーラ」に出てくる女性たちのようだと思いました。

イケイケなイメージの安室ちゃんはそこにはいませんでした。

眠気もさめて、美しい安室ちゃんをみていたい!と思っていたんです。

スーパースターの孤独

いままで見てきた歌番組の彼女とは、全く違う
ゆっくりと、穏やかな口調で語る安室ちゃん。

その安室ちゃんの口から出てきた言葉は、私の予想とは違ったものでした。

たとえば、「5人で出ていたとき、売れないのは私が歌っていたから、
だから、他のひとに変わってほしいとお願いした」

「小室さんに楽曲提供してもらって、ヒットしなかったらどうしよう。
プレッシャーとの闘いだった

「出産後、1年ブランクがあいて、紅白出場。
お客様に受け入れてもらえるか不安でたまらなかった」

「引退を20代後半で考えた」

歌も踊りもスーパーで格好いいスター。
それは、テレビに出はじめてから、ずっとそうだと思っていました。

だから、人に受け入れてもらえるかという不安を持ち続けていた、
ということが意外でした。

そして、一番キタのが

「どうしたらいいのか、相談できる人がいなかった。
それが一番の問題だった
」という言葉。

ああ、それはツラいよね。

この番組で私が一番納得したのは、ここかも。
安室ちゃんの孤独、を感じた。


始まりがあれば、終わりがある

安室ちゃんは、デビューした時から
「始まりがあれば、終わりがある」と考えていたそうな。

だから、引退はゴール、ゴールを目指していたんだろうな。
そして、そのゴールとは、「大きな会場で引退コンサートをする」こと。

「開けても開けても、思うようなドアが開かなかった」

諦めそうになったけど辞めなかったのは、
「引退するなら、大きなコンサート会場で」
っていうデビュー当時からの目標を、まだ果たせないと思ったから。

迷いがなくなり、、歌と踊りが心底楽しいと、また思えるようになったキッカケは
ほかのアーティストたちとコラボをしたこと。

人と協力していくって、難しそう。
でも、きっとそこに今の自分を超えられる何かがあるんだろうな。

プライベートを明かさない

テレビの歌番組で安室ちゃんの姿を見る機会は、めっきり減りました。
いま流行りのSNSも発信しないし、コンサートでも自分のことをほぼ、語らないようですね。

歌手、安室奈美恵を全うしている、といった感じ。

そんな安室ちゃんが、あえてこの番組で語ったこと。

番組だから、偶然なんてことはなくて、すべて予定とうりのシナリオ、
だったと思う。

でも、私みたいに大した思い入れのない人でも、安室ちゃんに惹きつけられちゃった。
引退ビジネスの一環かもしれませんけどね。

そういった意味でこの「告白」という番組は、すごい成功だと思う。

スーパースターと自分を照らし合わせるのはおこがましいけど

「告白」の番組中の安室ちゃんは、
もしかしたら、その辺にいそうな、超キレイなママ友、
くらいナチュラルに存在してました。

一般人とは比べ物にならないくらい、多くの人に影響をあたえる存在なんですけどね。

努力しても結果がでない、それでもやり方を変えて、成功するまで続ける。
結果を出す。

そうでありたいです。

「どうしたらいいのか、相談できる人がいなかった。
それが一番の問題だった」

そういう人は見つけられたんだろうか。
そうだとよいな。

私も相談事ってしないし、決断するのは自分なんだけど、
迷っているときに話を聞いて、なにか言ってくれる人がいるってほんっとありがたい。

それにも気づかせてもらっちゃいました。

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